チェア修理 座面張替え&木部クリーニング

T様

イスの修理でご来店いただきました。
良質なナラ材で作られた、飛騨の某メーカーのチェアです。
かなりの年月お使いですが、木部の組み構造には全くガタツキがありません。
木目もとてもきれいで、長年使われているため、アンティークと同じ雰囲気があります。

曲げ木の背もたれ部分が長年の使用で塗装の表面が剥がれ、黒く変色しています。
今後もお使いになりたいとのご希望をお伺いして、座面の布の張替え、詰め物のリニューアル、および木部のクリーニングをご依頼いただきました。
今後のご使用を考え、背もたれ部分の汚れを落とし、サンディングして塗装膜を削り、オイルフィニッシュに仕上げました。

塗装膜が残っていると、オイルの浸透が悪く、他の部分より白っぽく見えてしまうため、今回のお直しをさせていただきました。

座面や背もたれの張地部分は消耗品ですので、汚れや破れが出てきたら、張替えのご相談をください。ファブリック~合皮、ご希望によっては本革も張ることが出来ます。中の詰物も新たに作り替えます。

飛騨の家具メーカーは基本的に木製椅子が得意です。高精度のホゾ組みによる強度の高い作り、曲げ木による優しい座り心地、良材を適材適所で使う。お値段は少々高めですが、世代を越えて直しながら、長期に使える事を考えると割安だと思います。


T様、この度は誠にありがとうございました。

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IMG_7907.JPGお預かり時IMG_7908.JPGお預かり時IMG_7910.JPG木部クリーニング後IMG_7924.JPGアームオイルフィニッシュIMG_7927.JPG新しい座面を付けて完成